<< ブラウンカープの不安材料? * main * 12球団中継ぎ課、徹底検証!〜その1 >>
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さて、ここ10年ほどのプロ野球の戦術面での推移を
見ていて、最も顕著に変わったことは何だろう?

私はその答えに、

リリーフ投手の重要性の向上、を挙げたい。

日本野球は伝統的に、投手は先発完投を尊しとしてきた。
別所、金田、稲尾、杉浦、米田、小山、村山・・・
球史に残る大投手は皆、先発完投のエースばかりだ。

60年代には、「八時半の男」こと宮田征典が現れて抑え投手に
やや注目が集まったが、現在のような本格的なリリーフの登場
は70年代後半に当時の南海監督、野村克也が不遇をかこっていた
江夏豊をリリーフに据えるまで、待たねばなからなかった。


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往年の江夏豊(中国新聞より)



それから20数年、江夏に続き、牛島、津田、鹿取、大野、与田、赤堀、
佐々木といったリリーフエースが次々と現れ、いまやリリーフ
エースたるストッパーの称号はエースとも並ぶ名誉ある地位となり、
投手陣の中で年俸トップの座を占めることも決して珍しくはなく
なった。ここ数年優勝チームには必ずといっていいほど、30セーブ
レベルのストッパーが存在していることを考えても、その重要性
は明らかだ。

一方で、リリーフの中でも、中継ぎ投手はつい最近まで殆ど注目
を浴びることもなく、総じて地味な存在に甘んじてきた。
盛田・五十嵐(横浜)、岩瀬(中日)、石井弘・五十嵐(ヤクルト)
などといった投手達が多少は注目は集めたものの、いずれもチームの
主役というまでには至らなかった。

                    *

この状況の中、2005年になって颯爽と表舞台に現れたのが
藤川 球児(阪神)だ。
この年、藤川は日本新となる80試合のほとんどに中継ぎとして
登板し、92回を投げて防御率1.36、奪三振139という空前絶後の
大活躍を見せ、JFKと称されたリリーフユニットの一員として、
阪神優勝の大きな原動力となった。

またその年、プレーオフを勝ち上がり、日本シリーズで阪神と
戦った千葉ロッテにも、JFKに対抗してYFKと名付けられた強力
リリーフユニットを持っていたことは記憶に新しいと思う。

彼らの活躍により、中継ぎ投手は一挙に注目を浴びることと
なり、今季も日本一、アジア一にもなった日本ハムの原動力と
して、武田久、岡島、建山、MICHEALといった強力リリーフ陣
を真っ先に挙げる論調も少なくなかった。


hujikawa





快速球!藤川球児
サンスポより)



さてこうして一躍脚光を浴びるようになった中継ぎ投手だが、
それに見合った評価をなされているかは甚だしく疑問だ。
数値として出にくい中継ぎの働きを評価しようと、メジャーの
基準を元に96年からパリーグにて採用されたホールド制も根付
いているとはいい難く、野球ファンであっても、ホールドと
言われてもいまいちピンとこない人の方が多いのではないだろうか。

また各球団の査定も伝統的に中継ぎ投手には厳しく、契約更改の
際に、中継ぎ投手の待遇改善を求めて保留する選手も毎年数多く
存在する。

あまつさえ、監督や投手コーチにすら、
「中継ぎは先発に失格した投手がなるもんだ。」
といった前時代的認識がはびこっているのに至っては正直開いた
口が塞がらない思いがする。

ピーコとかサンタ、お前らのことだ!ヽ(`Д´#)ノ


                    *


ただでさえ中継ぎは過酷な役割だ。基本的に勝ち試合さえ登板する
ストッパーと異なり、中継ぎは試合展開によって登板せねばならず、
肩だけ作っても登板機会がないこともざらで、または肩を作る暇すら
なくマウンドに立たねばならない場合もある。

ストッパーに比べると登板機会、登板回数ともに必然的に多くなり、
積み重なる疲労のため、フォームを崩したり、最悪故障発生する
ケースも珍しくはない。岩瀬という超例外を除けば、数年間連続して
安定した成績を残した中継ぎがほとんどいないことからも、その
過酷さがうかがえるだろう。









まさに鉄腕!岩瀬仁紀
スポーツナビより)



これ程負荷のかかる仕事にも関わらず、正当な評価を受けることが
極めて少ない中継ぎ投手たちに対し、私は正直同情の念を禁じえない。
あからさまな監督のエゴのために、数多くの中継ぎ投手が明らかに
過当とも思われる登板を強いられ、せっかくの資質をすりつぶされて
しまうのには前々から腹が立っていたが、ファンの中にすら、

「あんな奴使えねえ!」とか
「あ〜あ、またアイツかよ。
出てこなけりゃいいのに。┐(´∀`)┌ヤレヤレ」

などといった罵倒を平然と口に出す輩を見るに至ってはもはや
何をかいわんや、だ。

私はこれらの中継ぎ投手への不当な処遇に対して、強く異議を
唱えたい。また特に報われることが少ないままに引退した広島の
中継ぎ投手たちに対して以下のように声明を発表したい。
















つーかよう!


なんでカンエイと澤崎を登板もなく

引退させんだよっ!!(ノ`Д´)ノ彡┻━┻




なんで玉木をいとも簡単に

手放したんだよぅ!!ヽ(`Д´#)ノ
j



さんざん便利使いした挙句、

最後にはこれかよ!糞〇ーコ!




天野っ!天野っ!

早く戻って来いっ!!・゚・(つД`)・゚・

















えー、以上、まだ癒えぬ心の叫びでした。
私情入りまくりで、大変見苦しくてスミマセン。。m(__)m


次回から2回位に渡って、これら不遇の中継ぎ投手たちの評価
について書いていこうかなと思っております。
ご意見、ご感想などありましたら、どうぞお気軽にコメント
してやってください。昔の話については、適当に書いている
ので、細かい突っ込みはご容赦を。









今日のカプ言:「肘肩壊すに刃物はいらぬ。雨の三日も降らねばよい。」


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Comments
確かに中継ぎ陣の年棒は低過ぎですね。
特にカープは(/-\)
今年で言えば林はもっともらってもいいですよね。
今年接戦が多かったのも、中継ぎ陣のおかげですよ。
経営陣ももっと評価してくれませんかねー。(−。−;)
初めまして。
JINさんの叫びに激しく共感です。特に幹英と天野は起用方法さえきちんとしてればまだまだ投げられたのに・・・と思うと悔しくて仕方ありません(天野は戻ってきてくれると信じてますが)。
これから林や梅津、佐竹、青木、先日のドラフトで大量ゲットした社会人ルーキーピッチャーたちが彼らと同じ道を歩むことがないようにして欲しいものです。
コメントありがとうございます!

>>大ももさん

そうなんですよ〜。今次の記事で中継ぎの年俸集計などを
しているんですが、その結果に愕然!( ゚Д゚)
林の年俸の低さは異常です。

おまけに各掲示板とかでも、後半戦だけちょろっと出て
防御率1点台の梅津の方が、林よりも好印象というあまりと
言えばあまりな評価・・・・゚・(つД`)・゚・

もっと評価されていい投手なんだけどなぁ。

>>雑草魂さん

はじめまして。
カープの悪しき伝統、見境のない中継ぎ起用はホント勘弁たまりませんよね。
ちゃんとした監督がいれば、幹英や天野らは、もっともっと結果も
残せたし、今でも現役でしたよね・・・全く残念です。(´・ω・`)

ただマーティーはそこらへんの起用法も十分分かっている素晴らしい
監督さんなんで、彼の下でやれる選手たちは幸せだと思います。

またいらして下さいね。
ウチ(巨人)は外様のリリーフピッチャー以外はローテーションから溢れたピッチャーが中継ぎやってますね・・・・・

フロントがアフォなばっかりにドラフトで中継ぎのスペシャリストを獲得するとかそう言う編成が全くできてません。
中継ぎは先発を失格になった投手・・・
今年からピッチングコーチ復帰の斉藤明夫も早速言っとりましたな。
もうね、どれだけ先発の失格ピッチを中継ぎが救ったと思ってんだと小一時間っすよ(笑)

リンクさせてもらいました。
今後ともよろしゅーに。
コメントありがとうございます!

>>大和さん
かつて投手王国と言われた巨人と広島が先発偏重の発想から
なかなか逃れられないのも皮肉な感じですね。

つーか、林って本格的に潰れちゃったんですかね?
あれ程の素質を持った左腕なんか滅多に出てこないというのに・・・(-_-)

>>gogo126さん
リンクありがとうございます!
斉藤明夫のオッサンもそんなボケたこと言ってるんですか。いやはや南友。
しかし、ウッシーは惜しかったですね。監督としてはどうだか分かりませんが、
投手コーチならば当代随一の手腕の持ち主なのになぁ。

今後ともよろしくです。m(__)m









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