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中田翔獲得を考察するの続きです。
前回はコチラ

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考察その2:戦力補強ポイントに合致しているか?


次に中田がカープの補強ポイントに合致しているかを探ってゆこうと思います。まずは評価の高い野手としての評価から。中田の最大の魅力は、高校通算68本を放ち、金属とはいえ推定飛距離170Mという大アーチを放ったこともある、そのパワー溢れる打撃に尽きるでしょう。

その打撃(動画)を見るにつけ、中田翔というバッターはかなりポイントを前に置き、ボールに角度を付ける天性の長距離打者だということが分かります。現役で一番近いタイプの打者を探すと西武の中島裕之(動画)辺りでしょうか。

中田と中島の共通点としては、どちらも左足を大きく引き上げ、それによって生ずるエネルギーを活用して、ステップとともに体軸を捻り、インパクトの瞬間に爆発的なパワーを産み出すことにあります。ただこの打法の欠点は、やはり足を引き上げるモーションが大きいため、速球や落ちる球、手元で曲がる変化球への対応が難しいということがあります。実は私もこの打法に挑戦したことがあって、確かに飛距離はそれまでの1.2倍程になり、これは凄い!と思ったのですが、一方で外目や高目の速球や切れのあるスライダーなどが全く打てなくなってしまったことがあります。ドロンとしたカーブのように最初からそれと分かる変化球は相当に打てたのですが・・・

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 その飛距離は歴代NO1!
 (日刊スポーツより)


まあ中田と私ではあまりにレベルが違いすぎるので、とやかくは申しませんが、昨夏にハンカチ王子こと早実の斎藤佑樹(動画)の前に手も足も出ずに捻られ、昨秋の大阪予選でも、ドラフト戦略でも取り上げた金光大阪の植松優友(動画)に3三振といいところがなかった辺りを見ると、どうもその辺りに課題があるように思えてならないのです。

こういった点を今年どの程度改善してくるのかによって、中田のプロ入り後の成績が大体占えるではないかと考えています。もし、従来どおりの打撃に終始するならば、プロでは2、30発は打てるけども、穴が多く、チャンスでは三振という粗い打者止まりという気がしてならないです。(それでも2、30発打てそうなのは凄いですが。)逆にこうした点を修正して来たならば、それこそ松井クラスのスラッガー誕生も十分に考えられると思います。まあ、雑誌インタビューなどを見るつけ、非常に野球に対して情熱が感じられる選手だけに、後者になる可能性が高いとだけ付け加えておきます。

次に守備・走塁面ですが、あまり守備機会を見ていないので何ともいえませんが、肩は投手でも151舛鯏蠅欧討い襪海箸らも、プロレベルでも強肩といっていいでしょう。逆に足の速さや俊敏さはさほど感じないので、外野ならばライトかレフトになると思います。

さて、中田は基本的に最低でも30発は見込める大砲で、守備はほぼ外野専門というタイプになりそうですが、以前の補強戦略分析で考察した通り、右打ちの外野手は今のカープにとっては、とりたてて早急な補強が必要なポイントではありません。また2009年春完成予定の新球場は右翼100M、中堅122M、左翼103Mという日本NO1の広さを誇る屋外球場で、かつ左翼が右翼よりも3M広いという左右非対称設計となっているため、特に俊足でもない右の大砲というのは更に割引する材料といっていいかもしれません。


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次に本人も希望する投手での評価を考えてみたいと思います。昨年の春に肘を痛めて半年間投手休業だったために、1年時の投球での判断になりますが、夏の甲子園の初登板(動画)でいきなり146舛鮹,だしたのには驚く以外にありませんでした。

ここ20年程甲子園を見ていますが、1年生投手としては間違いなくNO1といっていいと思います。もちろん細かいコントロールや投球術などはまだまだといった印象が強いですが、それらの欠点を補って余りあるほどの潜在能力を感じさせてくれました。足が短く、投手体型ではないのですが、それでも伸びのある速球を投げられることからも、上半身の強さが半端じゃないことが覗えます。この冬に走りこんで更に下半身が安定したならば一体どんな投球をしてくれるのか、興味は尽きません。当時はドロンとしたカーブ位しか目だった変化球は投げていなかったようですが、今後スライダーやフォークといった球種に磨きが掛かれば、高校レベルではまず打たれない投手になると思います。近年では山口俊(現横浜)や田中将大(現楽天)らに匹敵する素材といえるのではないでしょうか。またプロで考えるならば、先発よりも、むしろ短いイニングを力で抑え込むリリーフの方が向いている気がします。

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 投げてもまさに怪物クラス!
 (大阪日刊より)


さて、以前の補強戦略分析でも取り上げたように、ここ数年ドラフト上位で佐藤、今井、前田と高卒の右の本格派を獲得しているので、さほど補強が必要なポイントとは言えないでしょう。もちろんいい投手は何人いてもいいので、獲得しても悪くないのですが、多数競合が予想される中田よりも、佐藤由規(仙台育英)、大田阿斗里(帝京)、唐川侑己(成田)といった同世代のトップクラス投手が一本釣りできるのであれば、そちらに向かった方が得策なのは否めないところです。(各投手についてgogo126さんの別館にて動画が見られます。)


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野手として、投手として、それぞれ戦力補強の観点から中田を考察しましたが、いずれにせよ、魅力的な素材には違いないが、カープの補強ポイントには合致しないなというのが私の結論です。

次回は人気・興行面や他球団の動向などの外的要因を中心に考察してゆきます。

>>その3へ


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Comments
外野手はいらないからかな?
と、カープが中田詣でをしない理由を推測していたので、野手としての評価にはうなづけました。
鋭い突っ込みですね。

コメントありがとうございます!

本格的に野球に取り組んでいる人からすれば、何だこりゃ、
レベルの評論かと思いますが、楽しんで頂ければ何よりです。w









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